衝撃
- 2020.04.15
- 出会いから

2014年9月某日東京
「「誰なんだ~~」じゃない!ちゃんと自己紹介しなさい!」
八谷さんが、親が小さな子を注意するような口調で言った。私が居なかった2週間の間にだいぶ打ち解けたらしい。
2,3秒の【日本語⇒中国語】変換作業中の沈黙の後、彼女はいきなり直立不動となり自己紹介後深々と会釈した。
「わ↗たしの名前は、チョウ ユンユンと申します。よ↗ろしくお願いいたします。」
おかしなイントネーションとロボットみたいな動きも気になったが、それよりも格好だ。デニムのホットパンツに白いサンダル。。足元に置いてあるバックはピンク色である。髪こそ染めてはいなかったが、確かに注目の元になるのがわかるなと自分の中で納得してしまった。
「びっくりだろ!これでも今改善中なんだよ。。」と、八谷さん。初日は上半身も、おかしかったらしい。
簡単な自己紹介の後、自席に座る。彼女の席は八谷さんの右隣のようだ。
(私は八谷さんの左隣)
席に着いた後も彼女のことが気になって仕方がなかった。それは、かわいい顔だから好意を抱いていたというよりも自分の目が信じられなくて何度も確認したい衝動(特にピンクのハンドバック)が強かった。
すごいな。うん、すごい。東京ってすごいな。世界は広いな。
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