素晴らしい履歴書

素晴らしい履歴書

2014年10月某日東京
楽しかった飲み会から一夜明け、再び仕事場。本日の作業も一段落してきた夕方ごろ八谷さんがポツリとつぶやく。


「ユンユンさー、昨日の飲み会で話したことと履歴書に書いてあること、なんか違うんだけど(笑)」


ちょっとドキッとした表情の彼女と、苦笑いしている八谷さん。


「あーー履歴書は、営業員の指示で少し変更されているところがあるから。。よくわからん!」


開き直ったのか、そもそもそこまで悪気がないのか、あっけらかんと言う彼女。
八谷さんと彼女の許可を貰って、隣にいた私も履歴書を見せてもらう。
[日本在住3年目][日本語能力試験 N2]。。N2の難易度は公式より以下の通り。
「日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる」


正しくは[日本在住半年][日本語能力試験 受験したことなし][意思疎通にはGoogle翻訳が必要]だ。技術の面でも3つも4つもプログラム言語を使えると書いてあるが、本当はそのプログラム言語で書かれた物をテストしていただけと白状した。八谷さんいわく、「外国の方の履歴書で誇張した内容が書いてあるのは珍しくない」とのことだったが、「ここまで誇張したら、もう別人じゃん」と笑う八谷さんと私。それを見て一緒に笑う彼女。なんで笑っているのかもわかっていないであろうが合わせて笑っている。


今までで一番明るく楽しい職場ではあるが、その代償は大きいのかもしれないと一通り笑い終わった後、ちょっと怖くなった。

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