交際期間の中で

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転機の日のその後

2015年11月某日東京 前回に引き続き、私のアパート前。 ずっとこのままにしているわけにもいかず、かといって帰宅してもらうわけにもいかず。。選択肢としては今日は私の家に泊まってもらうしかないわけだが、そうすぐに招くわけにはいかない理由もあった。 一人暮らしをして二年とちょっと、それまでの間自宅に私以外の人間が踏み込んだことはない。 前置きが長くなったが、つまり人様を招くにはいささか部屋が汚いのだ […]

いきなり添い寝??

2015年11月某日東京 初めてのお客様を家に招くことになったこの日。いつものリラックス空間に少しばかりの緊張感が漂っている。彼女はというと、玄関まではすんなり来たのだが、そこから部屋に入るまでの短い廊下で落ち着きなくたたずんでいた。 「本当に入っていいのですか?ゆっくり休めないでしょう?」 彼女なりにいろいろ気遣っているのか、緊張しているのか、いつもより声が早口ではあるがなぜか日本語がうまくなっ […]

次の日が誕生会??

2015年11月某日東京 一夜明けたこの日。お互い緊張しながらの二人きりの時間は長くは続かなかった。本日は土曜日。普段であればたまった洗濯物を洗ったり昼頃まで寝たりとだらだらするだけの日なのだがこの日は先約が入っていた。なんとこの日は彼女の誕生日で誕生会をする予定となっていたのだ。(昨日飲みすぎたのも前祝だということで何軒もはしごしたのが原因でこの時ノリで誕生会をすることになったわけだが。。)参加 […]

誕生会にて

2015年11月某日東京 前回に引き続き、誕生会にて。よくよく考えたら昨日の夜は12時を回っていたので彼女の誕生日が交際開始日となったなぁなどと考える余力もない二日酔いの私をよそに、八谷さんからしゃぶしゃぶの食べ方を教わり黙々と食べている彼女。二つのことが同時にできない彼女が私や八谷さんに気を遣わずに食べ続けているというのはそれほどおいしいということだ。 「掘口さん、食べないなら貰いますよ!」 私 […]

初デート?

2015年12月某日東京 お付き合い開始から初めての週末。仕事中も一緒に帰宅しているときも付き合う前とほとんど変わってはいなかったが、 週末に二人で出かける約束を付き合ったその日にしていたので、心の中は少しドキドキしていた。女の人と二人で出かけるなんてここ何年も経験していなかったので不安な部分も多少なりともあったが楽しみな部分のほうが大きかった。付き合う前から一緒に帰ってよく話していたことが功を奏 […]

うどんで感動?

2015年12月某日東京 私たち二人の交際は、いろいろな序盤のステップをすっ飛ばして来た。そんなわけで、相手の家にお邪魔するという一大イベントが特に緊張感もないまま当たり前のことのようになっていた。ただし、彼女の家はシェアルームということもあり、私の家に招くことがほとんどであった。 家にいる間は、「次にどこに行こうか?」を話し合ったり、日本語の勉強を教えたりすることが多かった。そんな家デートで特に […]

初訪問

2015年12月某日東京 付き合い始めてひと月余りが過ぎたある日。 「掘口さん、土曜日は私の家に行きましょう!料理をご馳走します!」 仕事帰りの週末の電車の中で突然のお誘いがあり、私は彼女の家に初訪問することとなった。彼女の家といってもシェアハウスであるので他の人もいるはずなので、人見知りの私にとっては彼女の家に行くというドキドキよりも初めて会う人がいるというほうのドキドキのほうが大きいような不思 […]

ルームメイトと

2015年12月某日東京 彼女の家訪問をすることになった前回の続き。 ルームメイトと鉢合わせすることなく、少し安堵する私をよそにルームメイトに紹介しようとする彼女。こちらの意見を聞く前にお構いなしにルームメイトに声をかけていく。 「もしもーし。イさん居ますかー。ご紹介しますよー!」 「こんにちはー。トウさん、起きてますかー」 居間でドキドキしながら待っていると、彼女ともう二人の計三人がやってきた。 […]

初めての手料理

2015年12月某日東京 彼女の家に訪れた当初の目的、、いよいよ彼女がキッチンに立ち何やらごそごそ冷蔵庫を漁りだした。 「すぐに出来ますから、掘口さんは私の部屋にいてください!」 そう話し、席を立った彼女の様子をドアの隙間からこっそりと覗く。本日のメニューは彼女の出身国「中華料理」をふるまってくれるとのことで詳細は教えてくれなかった。彼女がどれほど料理経験があるのかなど、前情報は全くなし。豪快に中 […]

いざ、実食

2015年12月某日東京 前回の調理工程をへて、いよいよテーブルの前に料理が並べられる。ラーメンと焼き餃子という日本の中華料理では定番の二品が眼前に用意された。見た目はそこまで、「おかしくはないな」というのが第一印象で、申し訳ないが美味しそうかといわれると苦笑いをしてしまうような出来であった。インスタントの袋麺と冷凍餃子なので可もなく不可もなくといった感じだ。 「じゃあ、いただきます。」 彼女は私 […]

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