出会いから

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初飲み会③

2014年10月某日東京ようやく目的地の居酒屋に到着。メンバは私、八谷さん、彼女、後輩の他に中国人、日本人が一名ずつの6名だ。もう一人の中国の方は日本に来て長いらしく日本語も堪能だ。普段は彼女との意思疎通が難しいのだが、この日は彼の通訳のおかげもあり、色々な話を聞けた。その内容は以下の通りだ。  ①彼女は留学生ではなく、仕事で初めて日本に来た。 ②社会人歴は2年で、日本に来て半年。今回のプロジェク […]

素晴らしい履歴書

2014年10月某日東京楽しかった飲み会から一夜明け、再び仕事場。本日の作業も一段落してきた夕方ごろ八谷さんがポツリとつぶやく。 「ユンユンさー、昨日の飲み会で話したことと履歴書に書いてあること、なんか違うんだけど(笑)」 ちょっとドキッとした表情の彼女と、苦笑いしている八谷さん。 「あーー履歴書は、営業員の指示で少し変更されているところがあるから。。よくわからん!」 開き直ったのか、そもそもそこ […]

最寄駅にて

2014年11月某日東京クールビズも終わり、肌寒くなってきた某日の朝の通勤途中の最寄駅にて。私の乗車する路線は都内でも屈指の混雑率である。少しでも混雑を避けようと一番先頭の号車までホームを歩くのが日課だ。 いつものように歩いていると見覚えのある物が目に飛び込んできた。例のピンクのハンドバックである。飲み会で聞いていた限り、彼女の最寄駅は当駅ではない。だからここにいるのはあり得ないはず。ちゃんと確認 […]

彼女の仕事ぶり③:リーダとの喧嘩

2014年11月某日東京この現場に移動してきて3か月ほどたった。テストチームもなれてきたようで、どんどん不具合、障害が挙がっていく。それに伴い、私たち障害修正チームの作業量も増えていった。私や私の後輩のような、移動前からこのプロジェクトにかかわってきたメンバはある程度先行知識があるのだが、彼女のような障害修正から入ってきた人たちは苦戦を強いられていた。特に彼女は日本語能力も相まって中々思うように進 […]

彼女の仕事ぶり④:喧嘩の仲裁

2014年11月某日東京今日の八谷さんは朝からマスク姿。どうやら風邪を引いたらしくテンションも低めだ。ここ数日の彼女とのやり取りで疲れたのも原因の一つだろう。彼女のほうも心なしかピリピリしているようだ。嫌な予感しかしないが、仕事は待ってくれない。。ほどなく、いつもの二人のやり取りが始まったのだがいつもと様子が異なった。 「今日はこの障害のこのA機能を修正してください。内容は○○の通りです」    […]

彼女の仕事ぶり⑤:リーダから任命

2014年11月某日東京彼女との会話を成立させるのは、大変だとは感じたのは正直な気持ちだ。しかし試行錯誤して成立したときは何とも言えない達成感もある。確かに作業指示に時間がかかるし効率的ではなかったが、その時間が私にとってはそこまで嫌なことではなかった。日々の会話は自身の語彙のボキャブラリーの無さを痛感した時間でもあり、自身の会話力が鍛えられた時間でもあった。よく覚えていることだと「上書き」という […]

初めて一緒に退勤

2014年11月某日東京彼女係を任命されてから数日がたった。自分の仕事の合間に彼女への仕事内容の説明や彼女からの質問を聞く毎日。全体的な仕事量の増加も相まって、次第に残業をするようになっていった。彼女も彼女で難しい作業も任されるようになり、少しずつ残業が増えていった某日、初めて一緒に退勤することになった。 最寄駅が一緒なのは知っていたので、何となく私のほうが同じの時間の退勤を避けていたのだが、この […]

一緒の退勤が定期化

2014年12月某日東京毎日とはいかないが、週の半分くらいは彼女と帰りが一緒になった。日々の雑談で少しずつ彼女のことがわかってきた。 ①彼女の出身地「吉林省」というかなり北のほうの出身とのことだ。北朝鮮とも近く冬はとても寒いそうだ。彼女曰く「毎年冬死ぬ人がいるね」とのことだ。 ②彼女の年齢私より一つ下だった。ちょっと幼い顔立ちと、今の日本語レベルで日本に来ちゃう冒険心から勝手にかなり年下だと思い込 […]

二度目の飲み会①:私と彼女のお酒の強さ

2014年12月某日東京 相変わらず忙しい毎日ではあるが、もう年末も近い師走のある日。近いメンバのみで忘年会を行うこととなった。 前回の飲み会のメンバ+αの10名で大衆居酒屋。流れで彼女とは隣の席となった。 日ごろ仕事の愚痴やら、中国と日本の仕事の違いやらで、お酒が進む。 私はお酒を飲むのは好きなのだが、いかんせん弱く2、3杯飲んだあたりで頭が回らなくなり、5杯目となると眠気が襲ってきてどうしよう […]

二度目の飲み会②:初介抱

2014年12月某日東京 前回に引き続き飲み会。久しぶりの飲み会かつ金曜日ということで既に3次会の席だ。 さすがに帰る人も多く残ったメンバは私も入れて5名となりその中には彼女の姿もあった。 私のほうはすでに出来上がっていたため、流れで何となく居座っていたようであったが、彼女はというと 一次会の席で八谷さんから「掘口の面倒をよろしくな!」という言葉を真に受けたらしく、どうやら私が帰るのを待っていたよ […]

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